小児科で粉薬が出たんだけど、うちの子全然粉薬飲んでくれないの・・・
ジュースが好きだから混ぜてあげるんだけど、嫌がってしまって・・・
うちも一緒です。
薬剤師さんから、この薬は甘いから大丈夫って言われたのに、飲めなかったの。
ヨーグルトに混ぜて大丈夫って言われたから混ぜたのに・・・。
子供の粉薬は薬によって混ぜていいものとダメなものがあるんだ!
ジュースやヨーグルトなんかは相性が悪いものもあるから、気を付けないといけないよ!
子供に粉薬が処方されたとき、皆さんはどんなふうにお薬を飲ませてあげますか?
粉薬の種類によっては、相性が悪く一緒に飲んでしまうと苦くなったりするものもあるので、注意が必要です。
今回は、子供がすんなり飲んでくれる最強の飲ませ方を調査してみました!
「ドルチボーレ」は、大切な赤ちゃんの肌を乾燥から守る無添加ベビーソープ♪
目に入っても沁みにくい仕様で、頭から身体、デリケートなところまで家族みんなで使えます!
実は赤ちゃんの肌はとってもデリケートなんだ!
新陳代謝が良いから、大人よりもたくさんの汗をかく。
そのお手入れもとっても重要になってくるよ!
汚れをしっかり落とさないと、「あせも」や「かゆみ」の原因になってしまいます。
また、しっかり汚れを落とした後は、皮脂分泌の少ない赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなるので、潤いを保つことも重要になってきます。
「ドルチボーレ」は、潤いをキープしつつ、お肌の汚れはしっかり洗い流してくれるので、毎日のお風呂で健やかなお肌に導いてくれます。
赤ちゃん用のボディソープなので、大人の方でもお肌がデリケートな方にお使いいただけます。
家族みんなで使える「ドルチボーレ」は、幅広い年代の方から指示されています。
\赤ちゃんの肌を守りたい方におススメ♪/
なぜ苦い?粉薬の飲み方にはコツがある!
そもそも、なんで子供の薬なのに苦いの?
もっとおいしくしちゃえば、みんな飲めてハッピーなのに!
その通りだと思うよ!
だけど、効果のある薬自体の味は変えられないし、コーティングでそれをカバーするのには限界があるんだ。
効果のある薬の開発に手いっぱいで、子供の飲みやすさとかにまで手が回らないという理由もある。
イチゴ味やバナナ味など、工夫してくれている薬があるのは企業努力と言えるかもね。
小児用なのに粉薬が苦い理由
薬の味が「おいしい!」と感じたことは今まで何回ありますか?
「良薬口に苦し」と昔から言われるように、薬は昔から美味しいものではありませんでした。
小児用の薬であっても、効果のある薬自体は美味しいものではありません。
今の技術をもってしても、この苦みを完全に感じなくさせることは難しいことなのです。
また、あまりにも薬が美味しすぎてしまうと、子供が病気でなくても薬を欲しいと求めてしまうことも考えうるので、ある程度の苦味は必要悪とも言えます。
さらに、人間の舌に存在する味蕾の数は、生まれてから徐々に減っていきます。
赤ちゃんの頃にたくさんあった味蕾の数は、40代くらいになると3分の1ほどになってしまうそうです。
単純に考えて、子供が苦い薬に敏感になってしまうのも仕方がないことでしょう。
私たちより子供の舌は敏感に味を感じ取っているのね!
そうなんだ!
大人ならそんなに気にならない苦味も、子供にとっては耐え難いことがあるんだよ。
苦い粉薬でも簡単に飲んでくれるコツ
では、粉薬はどうやって飲ませるのが正解でしょうか?
【乳児の場合】
水薬は、シロップのように甘いものが多いので、スプーンやスポイトなどで飲ませます。
スポイトは頬の内側などに沿わせて飲ませると吐き出しにくいです。
粉薬の時は、水を1.2滴混ぜ、柔らかい団子状、もしくはペースト状にして、上あごにつけて飲ませます。
この時、水を混ぜたらできるだけすばやく薬を飲ませましょう。
時間が経つほど、薬にコーティングが剥がれやすくなり、苦い部分が出てきてしまいます。
哺乳瓶の乳首部分に水剤や水で緩くした粉薬を入れて飲ませてもいいでしょう。
ただし、授乳の際にミルク全体に混ぜてしまうのがやめましょう。
ミルクの味が変わり、最悪ミルクを今後飲まなくなってしまいます。
乳児にとってミルクは大事な栄養源なので、それを拒否してしまうと病気を治すどころではなくなってしまいます。
【幼児の場合】
飲めるようなら、水剤でも粉薬でもそのまま飲んでください。
そのままでは飲めない場合は、子供の好きなものに混ぜて大丈夫ですが、オレンジジュースやヨーグルトなど、酸味のあるものに混ぜてしまうと、コーティングが剝がれ薬自体の苦味が出てきてしまいます。
おススメは、味の濃いチョコアイスやチョコソースなどです。
特にチョコソースは、粉薬と混ぜても薬のコーティングが剥がれにくく、チョコの味に薬が完全に隠れるので、多少苦いお薬でも難なく飲ませることができます。
また、何かに混ぜて飲ませる場合、実は薬によって混ぜて良いと推奨されているものが異なります。
小児科横の薬局であれば、飲み合わせ一覧のようなものが置いてあることがありますので、そちらを参考にしてもらえるといいですね。
参考サイト 散剤と飲食物の飲み合わせ一覧表
苦い粉薬の飲ませ方で守ってほしいこと3つ
なるほど!
じゃあ、チョコ味のものにとりあえず混ぜておけばいいのね!
そうだね、だけど、もう少しだけ粉薬を飲ませる時に気を付けてほしいことがあるんだ。
混ぜるなら少量
いつも飲んでいるお気に入りのジュースや食べ物で飲んでくれるなら、とても嬉しいのですが、例えば、プリン全量やコップ一杯の牛乳などに薬を混ぜてしまうと、それをすべて食べたり飲んだりしないと薬も全量摂取できなかったことになります。
薬の味や舌ざわり、臭いなどを隠す程度に、少量に混ぜるようにしましょう。
コップ一杯のジュースに薬溶かして飲ませてた!
全部飲んでないことが結構あったから、薬も飲めていなかったんだ!
いつもはコップ一杯飲み切るからと言っても、薬が混ざっている分、ちょっと味などが良くなくなって、残してしまうことがあるんだ!
「薬と混ぜる量は少量」を守ろう。
溶かしきらない
小児用の粉薬は、甘いコーティングがされていることがあります。
甘いからと言って砂糖のように粉を溶かしきってしまうと、粉の内側にあった苦い成分が出てきてしまいます。
水分と混ぜる時は、なるべく溶かしきらず、練り状、もしくはペーストくらいまでに。
どうしても液体と溶かしたいときは、溶かしてすぐに飲むようにしてください。
粉を溶かしてから時間が経ってしまうと、苦味が出てくるから、薬を袋から出して水分と混ぜたら、すぐに飲むようにしよう!
甘やかす
とにかく薬を飲むことに嫌な思い出を作らないことが大切です。
ママが怖い顔で「飲みなさい!」とやってしまっては、チョコソースと混ぜたとしても子供は「絶対苦いんだ!」と慎重になってしまいます。
いくら甘くしたとしてもやっぱり苦い薬を飲んでいるのですから、「本当に苦くない?」と疑われて味わってしまっては、苦味が出てくるまで味わってしまい、次に飲んでくれなくなってしまいますので、飲むときの雰囲気作りはとっても大切です。
「甘いチョコに混ぜてあげるね!」と優しく飲ませてあげましょう。
薬飲まないと良くならないから、私も必死で顔が怖かったかも・・・
普段チョコソースやアイスなど、あまり食べられないものを、薬の時は食べられる!と思わせるのもいいかもね!
薬を飲むときは甘々なママでお願いします!
苦い粉薬!これぞ最強!飲み方に困るランキング
薬の中には本当に苦くて飲ませ方に困るものがあります。
薬局で良く処方されますが、子育て中のパパママから、「子供が嫌がってしまって・・・」とよく耳にする薬をリストアップしました。
タミフル
インフルエンザの時に処方される薬です。
ミックスフルーツ味になっていますが、苦味を隠しきれていません。
チョコソース、チョコアイス、味の濃いバニラアイスなどと一緒に飲むのをお勧めします。
苦味が増すので、スポーツドリンクなどには絶対に混ぜないようにしてください。
ジスロマック
マクラロイド系抗生物質のお薬です。
オレンジの風味になっていて、若干の甘みを感じますが口の中に長くおいておくとどんどん苦味が強くなります。
なるべく口の中に粉が残らないように飲ませてあげましょう。
チョコソースやアイスクリームがおすすめです。
メイアクト
セフェム系抗生物質のお薬です。
バナナ風味になっていて、お子さんによっては上手に飲める子も多いため、薬局では甘いので飲みやすいですと言われることが多いかと思います。
しかし、甘いからと口に含んでいると苦みが出てきて、甘さと苦さの落差で嫌がるお子さんもいます。
スポーツドリンクや乳酸菌飲料などの酸味のあるものは一緒に飲まないようにしましょう。
クラリスドライシロップ
長期にわたって飲むこともあるお薬です。
バナナ風味に甘くコーティングしてありますが、口の中に粉が残っていると強い苦味がでて、嫌がる子供が多い薬です。
チョコソースや味の濃いアイスクリーム、練乳なども一緒に飲むときにおススメです。
カロナール
ご存じの方も多いかもしれませんが、お子さんに解熱や痛み止めとして処方されるお薬です。
上記の薬に比べれば、比較的飲みやすい薬ですが、飲んだ後少し苦味が出るので、敏感なお子さんが嫌がるかもしれません。
味はわずかにオレンジの風味がついています。
苦い粉薬の上手な飲み方を知ってる?本当はみんな知らない最強の飲ませ方!-まとめ-
子供に薬を飲んでもらうのは、結構難しいです。
大人であれば、多少苦くても飲んでしまいますが、子供の舌は敏感でわずかな苦みを感じると嫌がることが多いのです。
薬自体が美味しいものは、ほとんどありません。
コーティングなどをして、甘くしているので口になかにあまり残さず、粉が溶けきる前に甘みや味の濃いものと一緒に服用することをお勧めします。