最近うちの子が不登校気味で・・・。
何が原因なのかさっぱりわからなくて困っているんです。
最近ニュースにもなっているけど、コロナ禍で子どもたちの精神状態も不安定になっているんだよね。
なんとなく学校に行きたくなくて、そのまま不登校になる子も増えているんだ。
親としては、何とか原因を探って、子供のサポートをしてあげたいね。
コロナ禍に、学校の長期休校や生活様式の変更などがあり、子供たちの生活環境にも大きな影響を及ぼしています。
不安なことが続くと心が不安定になったり、様々なことに関する意欲がなくなったりして、学校に行くのさえ億劫になってしまうのです。
今回は、不登校になる原因から、原因の分からない時の対処法など、お子さん本人と、子供と一緒に悩んでいる親御さんの参考になるような記事を作成しました。
不登校になりやすい原因ランキング
「原因ランキング」としてしまうと大変不謹慎かもしれませんが、不登校になってしまった子供たちの原因として多い順番に、対処法も考えて見ましょう。
原因がわかれば、子供との接し方の道も見えてくるかもしれないわね!
我が子の不登校にも何か原因があるのかも。
まずはどんな原因で不登校になりやすいのか知っておくことも大事だね!
子供たちの生活の中に、この原因がありそうなら、そこから解決していくことができるかもしれないよ!
①人間関係
やはり、学校での人間関係は、不登校になった原因として一番多いようです。
学校での人間関係とは、同級生などの友達だけでなく、先生との関係性も含まれます。
先生が異常に高圧的であったり、話が通じないなど、ストレスを感じて学校へ行くのが嫌になってしまうこともあります。
また、友達との関係もいじめやいやがらせなど、明らかなものでなくとも、仲の良い友人ができないだとか、クラスや学校に気の合う人がいない、周囲の人たちの雰囲気に馴染めないなども理由となってきます。
一日の大半を過ごす学校に、気の合う人や気楽に話せる人がいないのは結構ストレスよね。
みんながみんな、友達をスムーズに作れるわけじゃないから、我が子がどんなタイプか普段から気にしておくといいわね!
学校以外の人間関係の場を見つける
学校だけが人間関係のすべてではありません。
子供の趣味や習い事で関係している人や空間が、居心地が良いと感じるなら、それを大切にしましょう。
学校に行かなくてよいとは言いませんが、他に自分の居場所があるかないかは、学校に行って頑張るモチベーションにもなってくれます。
不登校になってからでも、学校以外に自分の居場所を見つけて、そこに参加してみることから始めてみるといいでしょう。
学校以外で何か夢中になれるものや、そこでの人間関係が友好なら、学校にも行ってみようかという意欲につながるかもしれないわね!
②無気力や身体的な不調
学校に行こうと思うとお腹が痛くなる、朝、起きれないなど、学校に行こうにも行けない状況に陥るのがこのタイプです。
「なぜ学校に行かなければならないのか?」「ネットのほうが楽しいのに」など、学校に行く気力をなくしていることも多くあります。
今の時代は、様々な方法で情報をたくさん得ることができるため、「学校に行く意味」に疑問を抱き、学校に行かなくなる子も多いのではないでしょうか。
でもそれは、和を重んじる日本の「同調圧力」に屈することなく自分の考えを持っているともいえます。
少なくとも、「学校=毎日行くもの」というルールに疑問を感じているところは、私個人としては自己をしっかり持っているのだなと感心すらしてしまいます。
というのも、私自身何の疑問も感じずに大学まで通い、親の言うままにそれまでの人生を過ごしてきたからです。
今思えば、もっと自分で考えて、自分の好きなことを若いころにもっとやっておけばよかったとも思います。
しかし、そのころの私には自分の環境に疑問を持つ能力がなかったのですからそれは難しく、「学校に行く意味」を学生時分に考えられるというのは、素晴らしいなと思ってしまうのです。
何も考えずに学校に行ってくれたら親は楽だけど、ちゃんと自分で疑問を感じられるのはプラスに考えていいのかも!
しっかり時間をかけて向き合って、子供自身がどうしたいのかの話し合いができるといいな。
夢中になれるものは何でもいい
「学校に行く意味」を見いだせないのは仕方がありません。
学校で学ぶこと、学校での生活が有意義なものに思えるのは、それこそ大人になって仕事や子育てをはじめてからでしょう。
では、何か今、夢中になれるものを見つけてはどうでしょうか。
はじめは楽しいだけで十分ですが、自身の将来を見据えて、目標を持てるようなものがいいかもしれませんね。
今の時代は、無駄だと思うことでも将来の職業や生活に繋げることができる時代です。
せっかく学校に行かないのだから、その時間を好きなこと、夢中になれることに使ってみるようにしてみましょう。
なかなか夢中になれるものを探すのって大変なんだ。
自分が何が得意で、何が好きなのか。
それを子供の頃に考える時間が持てるのはとっても有意義だと思うよ!
③勉強の遅れ・成績が悪い
入学してしばらくすると子供たちの間で成績に差が生まれてきます。
特に中学生になった時に、小学校から塾に行っている子とそうでない子の間には、大きな成績の開きができることも。
すると、子供としては分からない勉強についていくのが辛くなり、「学校に行きたくない!」となるのはとても頷ける原因ですね。
小学校の頃は、勉強もそんなに苦労していなかったから大丈夫だと思っていたんだけど、中学になったら途端に難しくなって、周りのことの差が子供のプレッシャーになっているみたい。
友達に内緒で成績アップ
勉強は学校に行かないとできないでしょうか?
答えはノーです。
今や、学校でなくとも勉強をすることはできます。
学校に行かなくてもいいとは言いませんが、もし不登校で学校に行けないのであれば、その時間を勉強に充てて、学校の友達に内緒で成績を上げることも可能なんです。
わからないことがわかる楽しささえわかれば、勉強ほど楽しい娯楽はありません。
英語学習はオンラインの時代
英語の学習も、学校に行かずとも可能です。
文法のみならず、スピーキングもオンラインでネイティブと会話し力を付けられます。
中学に入ると英語の成績が伸びず、それに悩む子が増えるようですが、上手にオンラインのレッスンなどを活用していくといいかと思います。
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④学校に馴染めない
人間関係とは別に、学校自体に馴染めないという理由もあります。
部活動がつまらないだとか、学校の校則や雰囲気が合わないなど、何とも居心地の悪い場所にはいたくないのが当然でしょう。
無理になじむ必要なし!転校も視野に
学校に馴染めない場合、無理に馴染む必要なないのではないかと考えます。
社会に出て、職場の居心地が悪かった時、無理してしまえば体調を崩しますよね?
学校でもそれは同じです。
自分に合った居場所に移動することは、何も悪いことではありません。
転校なども視野に入れて、将来を見据えたアクションを起こせるといいですね!
転校なんてとんでもないって思っていたけど、無理して体調を崩すくらいなら、転校もありなのかも。
引っ越ししなくても転校できるか、調べてみよう!
⑤家族関係や家庭環境
人の数だけ、家族の問題もたくさんあります。
「家族の仲が悪い」「親が学校に行かせない」「親が自分をわかってくれない」など。
家庭環境が安定していないと、子供の心も安定せず、不登校という形で露見するのかもしれません。
私が何か育て方を間違えたのかしら・・・。
不登校になりやすい親の特徴
不登校になりやすい親の特徴として、様々な意見がありますが、親も人間で完ぺきではないので、「我が子が不登校になったのは自分のせい」と気負う必要はありません。
明らかに体罰や暴言があっただとか、子供が学校に行けないような状況に故意にしているとかでない限り、不登校になりやすい親の特徴なんてあってないものだと思っています。
不登校になる子の親に共通する項目として、「過干渉」「過保護」「心配性」「管理」「感情的」などがあげられますが、親が子供に対して干渉して過保護で心配して管理して何が悪いんでしょう?
親だって人間ですから感情的になったりしますよ。
少なくとも、この記事を読んでいるということは、子供の気持ちを理解しようと思っているということですから、常軌を逸した子育てや子供との関わり合いというのはおそらく自身で見直しているんではないでしょうか?
問題なのは、子を不登校にする親の特徴ではなく、子が不登校ななった時の親の対応だと私は思っています。
子供が不登校になって一番つらいのは親ではありません。
子供本人です。
本人が一番このままではいけないと心のどこかで思っているし、どうにかしないといけないと思っているでしょう。
親としてできるのは、そんな子供のサポートをするくらいです。
結局のところ、子供自身が「学校に行こう」とならないと不登校の問題は解決しないのですから。
子供は日々成長しています。
未熟な子供に、何かヒントとなる要素を与えられるのが、良い親だと言えるのではないでしょうか。
子供に比べれば、親は長く生きているのだから、いろんな経験をしているでしょう。
その中から、こんなのはどうか?と子供が興味を持ちそうなことを提案するのが親の役割ではないでしょうか。
不登校になる原因がわからないときは
これまでの原因に心当たりがない場合。
もしくは、子供とあまり話ができず子供が何を考えているのかもわからない時は、待つしかありません。
え!急に「待つしかない」だなんて、何かできることはないの?
「待つ」と言っても、「待っているだけ」ではありません。
子供と一緒に生活しているなら、ご飯の用意はするし、生活に必要な手助けはしないといけないかと思います。
その中に、子供自身が何かに興味を惹かれるような工夫が必要かと思います。
例えば、好きなテレビや遊びがあれば、それに関係あるようなことを探して提案してみたり、近所でも構わないので一緒に出掛けて、少しでも外的刺激にさらされるようにしてみたりです。
全く部屋から出てこないのであれば、何とかして部屋で何をしているのかを探ってみましょう。
ご飯にメッセージを添えたり、面白い動画を紹介したり、親の趣味の話をしてみたり、なんでもいいです。
とにかく子供との関わり合いをできるだけするようにしてみます。
しかし、子供はそれは親が足掻いているとわかっていて、逆にうっとうしいと思われることもあるでしょう。
そんな時は引いてみる。
子供との関わり合いにも緩急をつけて、子供を絶対に見放さないという態度が必要かと思います。
親が焦ってしつこくしてしまえば、子供はうっとうしく思ってしまいます。
子供にも性格や好き嫌いがありますから、一人の人間と接するということを忘れずに、少し遠巻きでもちゃんと見守っているという態度が大事ですね!
不登校が増えた理由とは
冒頭でも言いましたが、このコロナ禍で、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。
親世代の学生時分には経験したことがない学生時代を子供たちは送っているのですから、子供が不登校にどうしてなっているのか、なかなか理解できないのも当然でしょう。
また、ひと昔と違い、情報の過多により、家庭環境の変化や親子のパワーバランスの変化なども起き、それらの要因で不登校が増えているとも考えられます。
ただ、何はともあれ、確実に不登校の数は増加していっているので、この際、我が子や子供自身がある時突然学校に行けなくなったとしても、驚かず、慌てず、親子で力を合わせて納得のいく人生を送れる道筋を立てられるといいですね。
不登校の原因ランキング!人間関係や成績が主な原因か?不登校が増えた理由とは?-まとめ-
コロナ禍で確実に不登校の数が増えて行っています。
不登校になってしまったら、その家庭、その子自身としっかり向き合い、原因の解決やこれからの長い人生について考えていけるといいなと思います。
学校に行けなくてもいいとは言いませんが、学校だけがすべてでもありません。
子供が家庭が幸せで、自身の人生が納得のいくものであれば、それ以上の大事なことはないように私は思います。