毎日育児やら家事やらと忙しくて、ふと鏡を見たら、すごく疲れた顔の私が・・・。
こうやって年を取っていくのかしら・・・。
自分のことに使う時間なんてないから、肌の手入れをしっかりするなんてできないのよね。
けど、年々乾燥やお肌の揺らぎが気になって・・・。
毎日忙しくしている主婦の皆さんに朗報です！
その肌のお手入れ、時短できますよ！
ワセリンは皮膚トラブルを抱える患者さんによく処方される塗り薬ですが、実はこのワセリン、肌を乾燥から守るものとして美容業界でもかなり注目されています。
ワセリンはドラックストアでも簡単に手に入りますので、スキンケアの方法を知って、ぜひ試してみましょう！
□肌の衰えが年々加速しているようで気になっている
□乾燥が気になる季節にカンタンに保湿できる方法を知りたい
□ワセリンでのスキンケア方法を知りたい
□ワセリンのスキンケアのデメリットを知りたい
□ワセリンを使っている芸能人やYoutuberを知りたい
□ワセリンでのスキンケアのNG行動をチェックしておきたい
化粧水いらず？ワセリンのみスキンケアで毛穴レスな肌へ！
ワセリンってかなりベタベタするよね？
顔に使っても大丈夫なのかしら？
ワセリンは、とても安全性の高い塗り薬だから、顔だけじゃなく全身に使うことができるよ！
病院で処方されるもの以外にも、種類があって、純度が違うから気を付けよう！
敏感肌の人には純度の高いものをお勧めするよ！
＼ワセリンの種類はこの記事で少し触れているよ♪／
ワセリンだけで肌が綺麗になるって本当？
日本には四季があり、夏は蒸し暑く肌は油っぽくべたつき、寒くなってくると次第にカサカサと乾燥してきて、肌の調子に合わせてスキンケアをするのはとても大変ではないでしょうか？
いろんな化粧品を試しては失敗し、使いかけのスキンケア商品が洗面台や化粧台に眠っている方も多いと思います。
この面倒なスキンケアが、ワセリンだけで済んだら、なんて楽！
しかし、ワセリンだけでスキンケアを完結できるのでしょうか？
実は、肌の質の違いにもよりますが、ワセリンだけでスキンケアをすることは可能なんです！
しかし、しっかり肌の皮脂を取り除くことや、ワセリンを塗る前の肌の水分含有量があるかなど、注意することもあるので、ワセリンを使ったスキンケアの方法は、この後紹介いたします。
スキンケアの常識を覆すワセリンの効果とは？
ワセリンは石油を精製して作られている保湿剤で
石油から如何に精製されているかの純度で
4種類ほどに分かれています。
ワセリンそのものが肌に潤いを与えるわけではなく、肌の表面に油膜を張ることで、肌に含まれる水分が蒸発することを防いでくれます。
また、皮膚が乾燥しているなど弱っていると、外的な刺激によって皮膚トラブルが起こりやすくなります。
これらの外的刺激からも、ワセリンの油膜は守ってくれます。
ワセリンは天然物質から作られた安全性の高い塗り薬で、赤ちゃんの肌トラブルである乳児湿疹やおむつかぶれにもよく使用されます。
そのくらい肌にとって刺激になるものが少ないので、安心して使うことができます。
ワセリンだけのスキンケア！芸能人も愛用の方法とは？
ワセリンって安全性が高い塗り薬で、肌への負担も少ないなんて、これなら化粧水いらずのスキンケアができそう！
だけど、ただワセリンを塗ればOKなの？
どれくらい塗ればいいかとか、詳しいことがわからないわ・・・。
ワセリンの使い方はとても簡単だよ！
著名人によっておすすめの使い方が少しずつ違うけど、ここでは基本的な使い方を紹介するね！
□ぬるま湯で洗顔➨タオルで押して拭く
分泌された皮脂は、どんどんと過酸化脂質に変わっていき、毛穴を広げるなどの原因となっていきます。
この過酸化脂質は、洗剤を使わずとも、お湯で十分落とすことが可能です。
しかし、熱すぎるお湯を使ったり、ゴシゴシと肌をこすってしまうと肌にダメージを与えてしまうので、ぬるま湯でやさしく洗うようにしましょう！
同様の理由から、拭くときのタオルもゴシゴシとせず、顔に押し当てるように水分をふき取ります。
□大きめの米粒サイズのワセリンを塗る
少し大きめの米粒サイズのワセリンを、手のひらに置き両手でのばし、その手を顔に押し当ててワセリンを塗ります。
決してたくさんを塗りたくるようなことはしないでください！
ベタベタしてしまうくらいだと、逆に毛穴に悪影響を出しかねません。
ペタペタするくらいでちょうどいいです。
文章だとなかなか伝わりにくいかと思いますので、とても参考になる動画を載せておきます。
こちらの動画では、ぬるま湯洗顔の後に、泡での洗顔もプラスしています。
動画主の方が、ニキビ肌であったと言われているように、皮脂の多い方にはぬるま湯だけでなく、優しく泡洗剤を使った洗顔をプラスするのもいいですね！
動画内では、プロペトだけでなく、キュレルの化粧水や日焼け止めを使用しています。
実は、この記事の最後の方で取り上げますが、正常な肌状態でない方（ニキビができやすい、乾燥が酷いなど）には、このように肌に潤いを与え、インナードライ状態を改善しつつプロペトを使う必要があります。
→「ワセリンだけではNG！起こりうる肌トラブルとは？」を先に読む
動画でも出てきた「キュレル」ですが、実は周りの皮膚科医の先生も推奨している方が多いシリーズなんです。
肌トラブルで来院された患者さんに、ワセリンを処方されている皮膚科の医師も、家では「キュレル」を使っていると言っていました。
肌のトラブルを抱えている患者さんには、使っている化粧品をやめるように言います。
余計に刺激になることがあるからね。
その代わりに、安全性の高いワセリンを処方しているんだ。
でも、自分は正常な肌状態だから、保湿するのに「キュレル」はとても使いやすくて、家ではこれを使っているよ。
皮膚トラブルがある場合は、ひとまず何に反応しているか確認する必要があるので、ワセリンを処方して、肌を保護することを徹底するべき！ということなんですね。
乾燥が気になる季節には、「キュレル」のセラミドケアがとても大切になってきます。
肌のセラミドが不足すると、外的刺激が肌のバリアを突破し、肌トラブルになりやすいからです。
このセラミドに注目して作られているのが「キュレル」
ワセリンと合わせて、肌の保湿の頼れる味方に追加しておきたいですね！
▶参考ページ「乾燥性敏感肌は「セラミド」不足に要注意」
[Youtuber汐音/しお］のワセリンスキンケア
肌トーンのとてもきれいな方でビックリです。
動画内でも紹介されている「サンホワイト」は、ワセリンの中でも純度の一番高いものとされています。
「白色ワセリン」や「プロペト」も赤ちゃんから使えるものなので、安全性は高いですが、敏感肌などでより純度にこだわりたい方は、「サンホワイト」を選ばれる方がいいでしょう。
ワセリンのスキンケアのメリットとデメリット
なんだか、ワセリンって本当に万能みたい！
そうだね。
肌トラブルが特にない場合は、ワセリンだけのスキンケアで十分かもしれないけど、ワセリンのメリット・デメリットもしっかり理解しておく必要があるよ！
ワセリンだけのスキンケアで得られるメリットとは？
ワセリンの特性は、肌を保護することと安全性が高いことだと思います。
そのうえで、ワセリンだけのスキンケアにした場合のメリットをまとめました。
□スキンケアにかける時間が短くなった
いろんな化粧品を使えばそれだけケアに時間はかかります。
子育て中や、家事で忙しい合間のケアが、ワセリンだけで済めば、時短になりますよね！
□乾燥しにくくなった
ワセリン自体に肌を潤す効果はありませんが、肌を保護することに関してはとても有能な塗り薬なので、肌から水分が抜けていくことが少なくなります。
化粧をするときでも、ワセリンの上から塗ると、化粧のりが良くなる感じがしました。
□スキンケアにかかる費用が少なくなった
スキンケアがワセリンだけでよければ、ケア用品に使っていた費用がかからなくなります。
ワセリン自体は高価なものではないですし、一回の使用量も少ないのでコスパはかなりいい。
今まで、スキンケア用に高価な化粧品を購入していたのが嘘のようですね。
□顔だけでなく全身をついでに保湿できる
顔の保湿にワセリンを使うついでに、唇やひじ、乾燥が気になる季節は足の先から全身にワセリンが使えます。
なかなか面倒で手足の保湿ケアまで手が回らず、気づけば粉をふいていたなんてことも、ワセリンのスキンケアをはじめてからは少なくなりました。
□お出かけの時の準備が簡単
旅行に行くときなど、スキンケア用品を小さな容器に移し替えたりして持って行っていましたが、ワセリンだけのスキンケアに変えると、ワセリンさえあれば取り合えず大丈夫なので、いろいろ準備する手間が省けます。
旅行の準備も楽しくなりますね！
ワセリンのスキンケアに潜むデメリットとは？
ワセリンは安全性の高い塗り薬なので、基本的にはデメリットはないように思えます。
しかし、ワセリンでスキンケアを完結させるが故に、出てくるデメリットも。
ワセリンだけのスキンケアにした場合に感じたデメリットをまとめてみました。
□肌の状態に合わせないとダメ
正常の肌の状態なら、ワセリンのみのスキンケアで十分ですが、皮脂が異常に多かったり、乾燥が酷いときなどは、ワセリンのみのスキンケアでは改善することが難しくなります。
肌の状態をしっかり見ながら時には、必要なスキンケアを追加することも。
□化粧品を選ぶ楽しみが消失
新商品が発売されると、「この商品いいかも！」なんて胸躍らせながら化粧品を買っていたかと思うのですが、ワセリンのみのスキンケアに変えると、この楽しみが全くなくなります。
むしろ、ワセリンでしっかり保護され、正常な肌状態にあるなら、他に追加する必要がないので、そういった情報にはあまり目がいかなくなるかも。
ワセリンのスキンケアの方法と注意点
ここまでも何度か出てきたけど、ワセリンだけのケアでは難しいときもあるみたいね。
そうだね。
ワセリンの最大の特徴が、肌を保護することにあるから、しっかり整えられていない肌を上からパックしてしまうと、なかなか抱えている肌トラブルは治らないことになるね。
ワセリンの最大の特徴は、「肌をパックし保護する」ことにあります。
ワセリンの特性を理解したうえで、効果的にスキンケアに使っていきましょう。
ワセリンのスキンケアの効果的な使い方とは？
「ワセリンでスキンケアするやり方」でも解説した通り、肌にトラブルがない場合はワセリンのみのスキンケアで完結して大丈夫でしょう。
朝晩と肌を保護し、乾燥から守るようにケアしていきましょう。
また、ワセリンには「保護」する効果と「安全性が高い」という特性があります。
ちょっとした擦り傷や、あかぎれなどにもワセリンを塗ることで治りが速くなるそうです。
乾燥だけでなく、傷を負った皮膚を保護したいという時にも大活躍してくれますね！
ニキビ肌にワセリンだけはNG！起こりうる肌トラブルとは？
ワセリンは皮膚を保護するのにはとても優れた塗り薬です。
しかし、ワセリン自体には肌の潤いを取り戻す効果はないですし、使いすぎると皮脂のように毛穴につまり、肌トラブルを悪化させてしまう恐れもあります。
ワセリンだけのスキンケアで済めば、とても簡単で理想的ではありますが、ワセリンの特性をしっかり理解したうえで使用する必要がありますね。
【ニキビ肌】
皮脂の分泌が多く、毛穴が詰まりやすい特徴があります。
肌のターンオーバーが乱れがちで、毛穴から皮脂がスムーズに排出されずに古い角質が折り重なっていき、毛穴の出口を塞いでしまいます。
その結果毛穴で炎症が起き、ニキビが作られてしまします。
まずは、取り除かれにくい皮脂の除去をしっかりしていきましょう。
ぬるま湯洗顔のみではなく、泡状にした洗剤での洗顔をプラスすることをお勧めします。
正常の肌状態の時と同じように、肌への負担は最小限にし、余分な皮脂のケアをして肌状態を正常に戻してからワセリンで肌を保護するようにしましょう。
【乾燥肌】
ワセリンでは、肌に潤いを与えることはできません。
極度の乾燥肌の場合、肌の水分含有量が十分でないのにワセリンで蓋をしてしまうような状態になるため、インナードライ状態に。
ワセリンを塗る前に、肌の水分量を上げてあげましょう。
特に肌の角層細胞のスキマを満たし、細胞同士をしっかりつなぎとめる役割をする「セラミド」を補ってあげると、理想的です。
しっかりと保湿をしたうえで、ワセリンで蓋をすると、水分の蒸発を防ぐ役割があるので、潤った状態を長持ちさせることができます。
ワセリンだけでの使用では、乾燥が改善されないことを知っておきましょう。
皮膚科医推奨のワセリンの使用方法
ワセリンと化粧水を一緒がベター！乳液と混ぜると美肌パックに！
ここまでで、結局ワセリンだけでもいいが、乾燥が気になるならセラミド入りの化粧水も使ったほうが良いと思った方も多いと思います。
じゃあ、ワセリンとセラミド入りの化粧水を混ぜちゃったらいいんじゃない？
これで一石二鳥！
そうだね。
そう思うけど、ワセリンは石油由来の油の性質を持っているから、化粧水とは混ざらないんだ。
そーなの？
じゃあ、やっぱり化粧水とワセリンで使うしかないのね。
そうだね。
だけど、乳液とは混ざるよ！
セラミド入りの乳液とワセリンを混ぜて使うと、美肌パックとして使えるね！
化粧水は、液体なのでワセリンとは混ざりませんが、乳液であれば混ざります。
ワセリンと乳液を混ぜたものを使用すると、乾燥からより強力に保護してくれることでしょう！
＼潤浸保湿セラミド機能成分が／
＼角層の深部までじっくり浸透／
化粧水いらず？ワセリンだけのスキンケアで毛穴レスな肌へ！肌断食成功者の語るメリット・デメリット-まとめ-
ワセリンはとても安全なもので、赤ちゃんにもよく処方される塗り薬です。
肌の保護効果が高く、肌が受ける外的刺激からも守ってくれるので、乾燥する季節などには賢くワセリンを使っていきたいですね。
しかし、一方で、ワセリン自体には保湿効果や肌を正常化する効果はないこともしっかり理解しておきましょう。
ニキビができてしまったり、乾燥が酷くなってしまっているときには、その肌トラブルにあった対応をしたうえでワセリンを上手に使っていくことが大事です。
肌トラブルが起きてしまった時は、ワセリンのみに頼るのではなく、皮膚科医などの専門医と相談の上スキンケアをしていくことをお勧めします。
ワセリンは、手指のカサツキや全身の乾燥防止にも使えるので、ご家族みんなで使って肌を保護していきたいですね。
